【TED Talks #9】Remember to say thank you

 TED.2008、中毒者のためのリハビリ施設で働く、Laura Trice(ラウラ・トリス)氏のTed.talkから。

importance of praise, admiration and thank you, and having it be specific and genuine.
 
 プレイズする(誉める)こと、感謝すること、そしてそれらをはっきりと心のこもった形で表現することの大切さについて。


 I noticed in myself, when I was growing up, and until about a few years ago, that I would want to say thank you to someone, I would want to praise them,I would want to take in their praise of me and I'd just stop it.

 彼女は、成長するにつれ、 
人に感謝の気持ちを伝えたい、人を誉めたい、
そして自身も人から誉められたい、と感じていることに気がついた、という。
でも、照れや、まごつきでストップしてしまう。

 それはなぜか?

 相手に自分の弱みを見せてしまうから?

 でも、彼女は提案する。

 そんな下らない感情は捨てて、身近な家族(夫、妻、子ども、親など)や自分自身に尋ねるべきなのでは?、と。

 どんな言葉をかけて欲しい?


 What do you need to hear? Go home to your wife go ask her, what does she need?

Go home to your husband -- what does he need?

Go home and ask those questions, and then help the people around you.

  1つの家庭が相手を思いやる事が、
 ひいては、世界平和につながるのだから。
 We talk about world peace.
I think it starts household by household, under the same roof.
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 欧州に来て、思う。
彼らは、日本人より遥に他人を褒めるのがうまい。

 仕事の打ち合わせでも、まず相手のネクタイや靴下を褒める所からスタート。

 日本人には、幾分大袈裟にさえ聞こえるかも知れない。
 でも、それでもやはり褒められたら、嬉しくなるもの。

 大切な事は、背中で分かれ!


 島国の homogenous society ゆえに、
“non-verbal”(非言語)コミュニケーションに慣れている日本人。
 言い方によっては、
単なるお世辞にとらえられるかも、
といらぬ心配もしてしまう。

 照れやまごつきを払拭し、
正直にプレイズした先に。

自分へのpraise, admirationを正直に求めた先に。

 コミュニケーションにおいて、
必要性を認識していなかったものを、
見直したその先に。

 新しい関係性が、
彼女のいう”world peace”の入口が、
広がっているのかもしれない。





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