2021/4/3 暮らしの中の ”始まりと終わり”

▲太宰が愛した、いつかの三鷹の跨線橋。

→毎日の”始まりと終わり”を告げる、電車の姿。


 12月頭にロンドンから本帰国→出産のため実家@大阪(3ヶ月間)→ 今後の本拠地となる、義両親宅@横浜へ。

 横浜に引越し、英士(2歳7ヶ月)&丞士(5週間)と共に、”借り(仮?)暮らし”をスタートさせて約1週間。

 その中で、気づいたこと。

 それは、

暮らしの中に、「始まりと終わり」

をつくることの大切さ。



 まだ、ロンドンから船便が届かないため、
家具や食器、家財道具のほぼ全てを義両親から”お借り”して生活する、文字通りの「借り暮らし」。

 加えて土地勘のない横浜で、
2歳児と新生児の子育ては、フレキシブルさが問われる事ばかり。

 「今は”暮らしを整える”なんて、もういい!」


 そう匙を投げる事は、簡単だ。
ただその途端、生活空間が一瞬にして荒れてしまうのは目に見えている。

 荷物や家具が揃っていないのに加え、
家事をやりかけても、丞士の授乳に、英士に「ママー」と呼ばれ、中断してばかり。

 だからこそ。

 1つ1つの暮らしごとに、

出来るだけ

「始まりと終わり」の区切りをつける。


 たとえ、予定通りに進んでおらずとも。

“今日は、これはここで終わり!”


 ダラダラとやりっぱなしにしない事、
亀のようなスピードでも、たった1ミリでも、
その日の進捗を認める事。

 その為には、
作業途中でも書類や道具を元にしまう、など、

”終わりの作業”を出来るだけ意識する。



 そうする事で、切り替えができ、

 “明日、また続きを頑張ろう!”

と思えるから。

 長い人生、いつも使い慣れたモノやお気に入りのモノに囲まれた生活ができる、というわけではない。

 フレキシブルさが求められる生活の中で、
譲れない自分の軸を守るために。

そんな”仮”の、”借り”暮らしをも、
楽しむ余裕を持つために。

暮らしの中の”始まりと終わり”。


それが、キーワードになる気がする。




(※参考まで↓)


▼2021/1/30【本紹介⑪】暮らしの中に終わりと始まりをつくる(一田憲子氏)

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