2021/3/10 【ブルガリアの春の訪れ】Martenitsa(マルテニッツァ)

▲ブルガリアで春の訪れを告げてくれる、紅白のお守り「Martenitsa(マルテニッツァ)」。

(※画像はWebサイトよりお借りしました。)


 Честита Баба Марта!!

(チェスティータ バーバマルタ!!

=「バーバマルタおめでとう」)

  
 3月1日から1週間ほど、ブルガリア🇧🇬で
交わされる、この春の挨拶。

 フランクフルトにいた頃、ドイツ語のクラスメイト、美人のブルガリア人🇵🇱Sに教えてもらった彼女の国の風習。

 冒頭の写真は、「Martenitsa(マルテニッツァ)」と呼ばれるもので、紅と白の紐で作られたブレスレットのようなお守りである。

 ブルガリアで、3月1日は「 Баба Марта(バーバマルタ: バーバ=おばあさん、マルタ=3月で、”3月のおばあさん”の意味。”バーバマルタ”は冬の終わりと春の始まりを告げる不思議なおばあさんなのだとか。)」。
 健康と幸運を祈ってこのお守り、Martenitsa(マルテニッツァ)を家族や同僚、親しい人同士で交換するという風習がある。

【※Баба Марта(バーバマルタ)の風習は、ユネスコのの世界文化遺産にも登録済。】 

 受け取ったMartenitsa(マルテニッツァ)は身につけ、花が咲いた時など、各々が春の訪れを感じた時に木に結ぶのだとか。

 3月1日を過ぎると、街中ではMartenitsa(マルテニッツァ)を腕につけた人を多く目にするらしい。

 紅白のMartenitsa(マルテニッツァ)が木に飾られ始めた時、ブルガリアン達は毎年春の息吹をようやく感じるのだ、という。

 ドイツの謝肉祭、「Karneval(カルナヴァル)」イースターもそう。ヨーロピアン達にとって、寒くて長い冬(冬時間の時は、15時頃にはもう真っ暗に。)が終わり、春が訪れる喜びは、格別のものがある。

 可愛い紅白のお守り達が運んでくれる、春の喜び。


▼色々なタイプの、Martenitsa(マルテニッツァ)。  

(※画像はWebサイトよりお借りしました。)

→最近は、キャラクターコラボのものもあるのだとか。スーパーやドラッグストアなどでも売られているらしい。


▼このブルガリアンカルチャーを教えてくれた、後列左から2番目のS。

→休み時間になると、板チョコを小さく割って上品に口に入れる様子が印象的だった、S。何があってもチョコレートだけは、手放せないのだとか。笑


(※欧州の風習あれこれ)

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