【TED Talks #5】“Nature is everywhere — we just need to learn to see it”
Environmental writerのエマ・マリス氏 のTed.talk から。
環境問題が年々深刻になる中、次世代の子ども(&親)達ができることとは?
⚫︎“自然”の定義
アマゾンやグレート・バリア・リーフ セレンゲティ国立公園など、過去何千年そのままの状態を保っているように見える場所でさえ、実は人によって影響され、厳格に管理されている。(例、絶滅危惧種を守るための駆除剤散布や、野焼き、外来種の駆除や、在来種の再導入など。。)
また、このような場所は、時として訪れるのにお金がかかり、魚釣りや木登りが禁止されたり、子ども達の遊び場として相応しくなかったりすることも。
◼︎彼女が考える”自然”とは?
”複数の種が存在したり、生命が繁栄する場所”全て。
↓
何も、雑誌National Geographicやネイチャー系のドキュメンタリーに出てくるようなものではなく、自宅の裏庭や都市を流れる川や空き地、私達のすぐそばにあるもの。
みんな実は、“自然”の近くに住んでいるのだ。
ただ、”自然=フォトジェニックで圧倒的なもの”という先入観で、玄関前や街路樹の中にある自然が見えなくなってしまっている。
まず、【自然の定義】を見直すこと。
First, we cannot define nature as that which is untouched.
そして、子ども達に自然に触れさせること。
→触れないものは、愛せない。
And the only way we're going to raise up a generation of people who care about nature is by letting them touch nature.
2年連続、英国の自然保護団体“National Trust“の会員になっている我が家。(National Trust管轄地は、幸いにも身近に触れられる自然が多いが。。)
英士を産むまで、”英国の自然=National Trust管轄地のような、田舎の美しい場所“と刷り込まれていた。
でも、排水溝の横に咲く無名の花、裏庭に生い茂る雑草など、都会の日常生活でも多くの”自然”に囲まれているのだ。
小さいけど、確かなもの。
英士の小さい指が、
その無名の雑草を、落ちた枯葉を触る度思う。
美しく、感謝し、愛でる価値のあるものだ、と。
そして、その気持ちは、自然に触れてから始まるのだ、と。
▼排水溝で見つけた小さな自然。
▼”Peter Rabbit”の著者、ビアトリクス・ポター氏も支持者であった、英国最大の自然保護団体、”National Trust “
→会費を支払い、年間会員になると管轄地の駐車場や入場料が無料に。
▼National Trust 管轄地。
【英国Baby&Kids生活 Tips #25】おすすめお出かけスポット⑧_ Morden Hall Park
▼木の棒集めが大好きな英士。
→以下、本スピーチからの引用。
I don't want to be the one to tell him that the flower he's holding is a non-native invasive weed that he should throw away as trash.
I think I would much rather learn from this boy that no matter where this plant comes from, it is beautiful, and it deserves to be touched and appreciated.
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