2019/09/21 OPEN HOUSE LONDON 2019 1st day

 今年のロンドンもOpen Houseの時期になりました!Open House とは、ロンドンが誇る歴史的、革新的な建造物を無料で一般公開されるイベント。最高裁判所や省庁、公園のミュージアムだけでなく、貴族や著名人の個人邸宅(例年800以上)も年に一度のこの2日間だけは内部まで見学できるのです。

 中々普段は足を踏み入れられない貴重な場所が多く、毎年行っているが人気の場所は長蛇の列。今年のテーマは、”Social” (ソーシャルメディア映え&社会的に地域貢献する場所)というのもあり、The Royal Hospital Chelsea(チェルシー王立病院、Chelsea Flower Show会場で有名)とForeign Commonwealth Office (英国外務省)の建物を見学してきました。
▼The Royal Hospital Chelsea(チェルシー王立病院)
→Hospital という名前はついているものの、病院ではなく、英国陸軍役 約300人の退役軍人の方の養護施設兼、老人ホーム。(Hospital の本来は、施しの場所という意から。)Chelsea Flower Show会場で有名なこの場所、66エーカーの敷地には広大な美しい庭園やチャペルが。W.W.2の陸軍のミュージアムも併設。すれ違う退役軍人の方々が、皆、英士に興味を持って下さり、中には彼の小さな手を握って下さる方も。
▼Foreign Commonwealth Office (英国外務省)
→普段中々入れないので、人気の列。歴史的な階段や彫刻がミュージアムのよう。人権など社会的分野で活躍されてるいるかたのChange Makers のポートレート展示や外務省のdiversity の歴史なども勉強になりました。建造物を通して政府や社会、地域貢献に興味を持つきっかけになるいい機会です。
 単に建造物への興味や素晴らしさだけでなく、それらを通して見えてくる、イギリスの歴史、行政のあり方、地域貢献。イギリスという国が、また1つ身近に感じられた日でした。

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