【整理収納と私】

 出版社で10年働いていた頃の私のデスク、
PCフォルダーの中のカオスぶりは、
会社でも有名だった。

積み上げられた書類や資料が雪崩を起こし、左右の席の同僚の方々には本当に、本当にご迷惑をおかけしていた。

ビジネス系出版社だったので、12月号は雑誌で大掃除や整理術の特集が組まれる。

その特集の【整理整頓の苦手な社員の非効率デスク】事例の掲載候補に挙がったほど。(全く自慢になりませんが。。)

机が汚い。

整理する時間がない。

仕事が非効率に。

残業増える。

より整理する時間がなくなり、机が汚くなる。


この繰り返し。

10年間は、仕事中心の生活だったので、自宅はまあまあ整ってはいたが(家には寝に帰るだけ&旦那がいた)、”暮らし”(衣食住)を全く顧みない生活だった。

そんな私が、旦那の海外転勤でドイツに。
今まで全くおざなりにしてきた”暮らし”(衣食住)について、トコトン研究してみよう!と思ったのだ。
これから新しい事を始めるにも、今後どこで生活するのにも、まず自分の土台(衣食住)を固めよう、と。

それから4年半。
突き詰めれば突き詰めるほど奥が深い、
“暮らし”(衣食住)の虜になった。

【住】:整理収納アドバイザー
【衣】:骨格スタイルJrアドバイザー
【食】:アロマテラピーアドバイザー
(ハーブ分野含めての食)
の資格まで取った。

この中で改めて感じたこと。
それは、”暮らし”とは、

1.自分を見直すこと
2.他者への思いやり

が基本にあるということ。

中でも、最も顕著なのが、
【住】:整理収納だ。

私は、

●【整理】とは
:モノの要・不要を見極め、”自分を見直す”作業。


●【収納】とは 
:取り出しやすく戻しやすい場をつくる、”思いやり”作業。


と考えている。

勿論、“暮らし(衣食住)”に正解などなく、
それぞれに自分の思う、居心地の良い暮らしがある。  

暮らしの整え方も家族数や費やせる時間によって様々。

私の中でのそれとは?
自分と家族の笑顔が増えること。
キーワードは、“笑顔の量”だ。

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