2021/12/16 師走のリフレッシュ@Petit

▲牛フィレとフォアグラのロッシーニスタイル

 師走のある日。中央線のパリ?とも言われる、可愛いフレンチビストロが多い西荻窪で。

 住宅街の中にひっそりと佇む、レンガ壁に赤い木製のドア。
 店の向かいには、長い年月を経た大きな桜の木がどっしりと、冬の晴天を仰いでいる。

 地元の人達の”ちょっと特別な時間”をこれまで幾度となく演出していただろう、こじんまりと可愛い店内。

 ウェイターやシェフの丁寧なご対応に、あっという間に平日ランチタイムが満席になる理由も伺える。

 1番人気のロッシーニセットランチは、オードブルから可愛くて。6種の小さなミニチュアみたいな食べ物が、皿の上でにっこり笑っているよう。

 大袈裟な感じでなく、ちょっと背伸びしたい時、ちょっとご褒美のための空間。

 先日、子どもたちと一緒に見たアニメ映画、
『レミーのおいしいレストラン』(Ratatouille)を思い出した。

 シェフのレミーが、辛口評論家イーゴの為に作り、大好評だったあの素朴なラタトゥユが、今にも出てきそうな感じ。

 The only thing predictable about life is its unpredictable.

 :人生において予測できる唯一のこと、それは人生は予測できないという事だけである。


 そんなレミーの名言も、合わせて浮かんできた。
 
 飛ぶように過ぎる師走の、束の間のリフレッシュ。
 お店を出た後、冬の青空の下で忙しさと寒さでカチカチになった心に、すっと暖かい風が駆け抜けた。




▼オードブル6種盛り合わせ


▼サーモンのレア仕立て〜季節の仕立て〜



Bistro Petit

(写真はサイトからお借りしました)

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