2020/9/7 【本紹介⑤】英語は朗読でうまくなる!(青谷優子氏)
元NHH国際放送アナウンサーの青谷優子氏の著作、「英語は、朗読でうまくなる!」アルク出版。
外国語習得で、よく「音読(Read Aloud、インプット)」が効果的と言われているが、
次のステップは、”聞き手”を意識する「朗読(Read Alive、アウトプット)」だと、著者は言う。
6年前に、ゼロからドイツ語を勉強した時、
初めて「音読」の重要性を身に染みて感じた、私。
「朗読」との違いって。。!?
違いを詳しくいうと、以下。
(※本書P.13-14より抜粋)
⚫︎音読(Read Aloud、インプット)
・分からないところがわかる。
・自分の声に慣れることができる。
・正しい英語が頭と体に染み込む。
⚫︎朗読(Read Alive、アウトプット)
・聞き手や状況にあった伝え方ができるようになる。
・文章の意図や背景を正しく理解して伝えられるようになる。
・表現力が付く。
そんな「朗読(Read Alive、アウトプット)」に必要なのは、
・comprehension (理解)
・imagination (想像)
・visualization (視覚化)
だそう。
本書は、そんな「朗読」のトレーニングが、
簡単にできる。
アナウンサーが使う朗読譜(朗読記号)で、
キーワードや間や息継ぎ、強調、トーンの高低などが視覚化されていて分かりやすい。
題材も、ニュースや大統領のスピーチ原稿から、詩、童話、短編小説など多岐に。
本当に大切なのは、
“伝えたい事が聞き手に伝わること。”
英語で伝わる話し方、人の心を動かす話し方が、
少しでもできればいいな、と思う。
特にトレーニング後、
英士への英語本の読み聞かせが、劇的に変わった。
発音ド下手の母ちゃんですが、
絵本の世界観が、朗読によってより伝わればいいな。
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